大型特殊免許の教習を受けに行ってきた話～費用や教習の内容など～

農業の事業継承のためにUターンで実家に戻ってきた私。

農業をするためにはトラクターが必要不可欠。このトラクターを運転するために大型特殊免許が必要です。

そこで大型特殊免許取得のために、近所の教習所に教習を受けに行ってきました。

大型特殊免許が必要な自動車とは？

農林水産省のサイトを確認したところ下記のように記載がありました。

小型特殊免許・普通免許で運転が可能なものは、農耕トラクタ単体又は農耕トラクタに農作業機を装着した状態で、寸法が、長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下（安全キャブや安全フレーム等が備えられている自動車で、当該装置を除いた部分の高さが2.0m以下のものにあっては、2.8m以下）、最高速度が15km/h以下の条件を全て満たす、いわゆる特定小型特殊自動車です。このため、農作業機を装着することにより、この寸法等を超える場合には、これまでどおり大型特殊免許（農耕作業用自動車限定の大型特殊免許でも可）が必要です。
なお、車検制度上ではこの寸法を超えても最高速度が35km/hを超えない限り大型特殊には該当しないため、車検は必要ありません。

農林水産省　作業機付きトラクターの公道走行について

まとめると、以下の条件をすべて満たすものは特定小型特殊自動車に、この条件をひとつでも超えるものは大型特殊に分類されるみたいです。特定小型特殊自動車は小型特殊免許・普通免許で運転可能のようですね！

我が家のトラクタは耕運に使うロータリーを付けると幅1.7mを超えてしまうので、大型特殊免許が必要ということですね。

大型特殊免許取得に必要な教習費用や教習時間は？

私は普通免許を所持していますので、費用は11万円程度でした！

私は1日あたり2時間の技能教習を入れて、4日間連続で技能教習＋卒検まで走り切る予定です！

運転免許試験センターで1発試験をすれば時間や費用は大幅に圧縮できますが、私はまったく自身がなかったので無論教習所に通うことにしました。

大型特殊免許ではどんなことをするの？

教習には中折れ式のホイールローダーを使用しました。

教習自体はひたすらコースをぐるぐる回っていました。

バケットの操作がある以外は基本的には普通免許と変わらないように感じました。

ただ、ホイールローダーの特性上、以下の点は少し注意が必要かもしれません。

ハンドル操作については、バケットが進行方向に向いたらハンドルを戻すように意識をすればうまく右左折できました！

方向指示器は地味に曲者で、乗用車ではハンドルを切れば勝手に消えてくれるのに慣れている手前、教習中私は何度も消し忘れてしまいました…

上記のハンドル操作に気を取られやすく、皆さん消し忘れやすいみたいです。(消し忘れは卒検時には減点対象になります。)

以上、また明日以降も教習は続くのでなにかあれば投稿しようと思います！